バスと予防注射

初めての街をバンコクにした大きな理由の1つに予防注射が安い!っていうのがありました。
発展途上国を含めて、いろんな国に行きたいなと思ってたので、バンコクで最初に色んな種類いっぺんに打ちました。

どれぐらい安いかというと、

奥さん!今このナオネットタカタをご覧の今!この時間だけですよ!
なんと!内容は変わらず、全5種類!
日本ではなんと9万円のところ!6分の1のお値段で!
1万5千円!!!

いっぺんやってみたい。実演販売。

赤十字系の病院で割と安心して受けられました。
え!もっと詳しく知りたい!という人のために、
特に何も用意しておりませんので、
適当に「バンコク  予防接種」で調べて、よそ様のブログをご参考くださいね。

こんなバカみたいな事しか書いてないブログを参考にしようなんて思うんじゃないよ、ったく。

宿からはバスで45分ぐらいの所だったので、バス移動。
バスのお値段。。。驚いてください、奥さん。なんと!
19 円!!!もしくは0円!!!
くどめ。

0円ってなんぞ?とお思いの、バンコクで初乗車した時の当時のわたしへ

タイのバスには集金ボックスは無くて、お金を集めにくるオバちゃんが、そのバスにおるか、おらんかで「無料」か「19円」か決まる仕組みの様子。
おらん時は勝手に乗って勝手に降りてよし。

病院までの47番のバスが来て、乗車。
(よしよし、集金ババアはいない様だ。。。)

〔バス前方の椅子から〕
(よっこらせっと。。。)←集金おばちゃん

おるんかい!!
ええんやで。19円ぐらい。当然、余裕で払いますがな。
タイの皆様の税金のおかげで運営されてて、ラッキーなら無料。
19円払うのが普通なんやさかい。

・・・せやかて、無料で行ける日もあるのに、19円ちょっと惜しいなと思うのも人間。

近づく、集金おばちゃんの影。
「どこまで行くの、あなた?!」(テンション高め。タイ語と簡単な英語で)

僕「この病院の近くまでです」(地図アプリみせ)

集婆「え、このバスそこまで行くかな?ちょっと運転手さん!」
(的な事をタイ語で言うたであろう。そしてスマホごと持って行く集金おばちゃん。あんたは知らんのかい。)
集婆「行くって!よかったわね!」(タイ語、完全に推測)
僕「ありがとうございんす。。。」

集婆 スタスタスタ。。。(座席戻り)

お金は?19円払う覚悟できたのに!
よく見ると、他の人からも全然集金するつもりなんて更々ないおばちゃん。
ケラケラと運転手と談笑。

GPSで現在地を確認しながら、もうそろそろ降車のバス停やなぁと思ってた頃、
またもや近づく影。

そう、集金おばちゃん。

またか貴様。
油断させて結局は払わすつもりなんだな。。

「あなたのバス停次よ!!!降りる準備なさいな!」(ジェスチャー込み)

僕「。。。あ、はい。そうですね。」

集婆「気をつけてね!バイバイ!」(ニコニコ手を振ってくれる)

僕「ありがとうございます。」(手を振り返しながら)

何やこれ。
無料やった上にメチャメチャ優しいサービスしてくれるやないの。

こんな感じでほほ笑みの国、タイを体験できるなんて、、、と思いながら病院へ到着。

英語でこれらの予防接種を受けたいんですと伝えて、いざ注射。
あんまり得意じゃないんだよね。注射。
あらま!しかも!腕に刺すんですね。

ちょっと緊張が伝わったんでしょうな。
注射おばちゃん「リラーックス。ノープロブレム。」
優しく声掛けしてくれる、注射おばちゃん。

僕「ちょっと注射が苦手でね。。。」
注婆「サムライでしょ!男になりなさい!」

こんなところでサムライ魂。

「へぇ。。。」と百姓みたいな返事してたらブスッと刺されて、


「ほら、大丈夫!」と子どもみたいに諭されながら、嬉しくて子どものようにウキウキと病院を後にした僕なのでした。