旅、初夜

















バンコクには深夜に到着し、贅沢にもタクシーで宿まで移動して(それでも900円ぐらい)チェックインしたのが夜中の2時。

バックパッカーの聖地なんて言われているカオサンロード(大阪の道頓堀のタイ版みたいなイメージ)から10分ぐらいの、それはまぁバックパッカーが集まってますよと書いてあるような宿。

そうそう、こういう宿に泊まりながら、友達作る世界一周の旅を夢見てたんやんなぁ。と再確認しながら共同部屋の2段ベットの上段で寝て、起きたら次の日の夕方5時。

どれだけ寝るんやワシャ、、、と思いながら、お腹空いた。ご飯行こ。と、重い腰をあげたその時、同室の5人の外国人が、寝ていた僕に気遣いながら小さい声でお話しをしているじゃ、あーりませんか。
(参考:チャーリー浜 )

しかし、30秒前に目覚めたばかりの寝起きの僕。

今はまだ、、、ごめんなさい。

誰かと話したい気分じゃなくて。。。

とにかくお腹がすいたのよ。。。

行かせてちょうだい、私を、飯屋へ。


《起きた僕に気づいた外国人》
「Hi!元気かい?」

《まだベットから降りてすらない僕》
 (今まで寝てたのに、元気も何も。。。 )

「今、お腹空いて目覚ましたよ。Haha。今からご飯行ってくる」

(ちょっとまだテンションが上がってないんだよ。すまんね。)

《外国人(満点のさわやか笑顔)》
「そうなんや!今晩みんなでクラブ行くけど、行く?」

《僕》
「あぁー今晩かぁ~。。。。。行くわ。」

行くんかい。

サッと飯食って宿に帰って、ようやくここで皆さんと初めましての挨拶。

日によってはこんなスピードで一緒に遊びに行くことも多々あるのが旅のいいところ。

 スペインとイギリスの2人組、フランスの3人組とアジア代表の僕で、まず宿でお酒飲みながら、「○○っぽいのは誰?」っていう指差しゲームで盛り上がり。

「1番セックスの経験人数が少いっぽい人」で最多得票になる僕。

知り合って1時間も経ってないのに、、、

4人中3人も僕を指差して、、、

理由は若そうやからって、

それアジア人はモテへんやろうっていう差別ちゃうんけ?

年齢聞いたらみんなより平均7歳も上やし。。。とほほ。。。

そんな人を見た目で判断して、最多得票の人はお酒を飲まされるという畜生ゲーム。
よろしければ皆さんも是非、コンパや飲み会、気になるあの子の秘密を知るきっかけに!そんな時に是非!

ひずみが生まれるかも知らんけど。

その後はきっちりとクラブで文字通り踊り狂って、みんなで仲良く酔っ払い、定員オーバーでタクシーに乗って帰って来ました。

共同部屋やけど構わずイギリスとフランスが一緒のベッドで抱き合って寝てたのも、外国やなと思わせるには充分である。

初日にして、いい人たちに声をかけてもらって、ホンマに出だしとしては最高の夜。


初日からこんなに楽しくて、これからの旅が楽しみでしゃーないわい!と思いながら寝床についた僕でした。